公的取得要望受付中の財産について



  • 応接日時 平成 25年8月21日(水) 14:00~14:45

  • 応接方法 ■来訪・□訪問・□架電・□受電・□その他( )

  • 先 方 塚本幼稚園 籠池園長、森野司法書士(関係者)

  • 当 方 統括国有財産管理官(1)前西統括官、三好上席管理官

  • 大阪航空局空港部補償課 堀野課長、中山補佐 外1名



【対象財産】

所在地 : 豊中市野田町1501番
数量 :土地:8,770.43㎡
所属会計:社会資本整備事業特別会計(空港整備勘定)
状 況 :大阪航空局からの処分依頼財産

H25.9.2まで公的取得要望受付中


相)以下の計画で国有地を取得して小学校の開設を考えている。


◯ 規模 35名1クラスの2学級、初年度は1、2年生を受け入れ。以降、順次1学年
 ずつを受入予定。建物で10億円程度の初期投資を見込む。

◯ スケジュール
    H26.9      H27.3      H28.4    H34.3
      私学審議会——→        開校

             施設建設———→
             貸付期間—————————–→売払

・小学校の新設のためには、開設年度の前々年度の9月までに大阪府に私立学校
の設置認可に係る計画書を提出する必要があり、その後、大阪府私立学校審議

会の答申を得る必要がある。
「本年9月に計画書を提出することは難しいため、来年度の提出を目指し、平成
28年4月の小学校開設を計画するもの。
・ 大阪府へはまだ相談していない。
・ 小学校設置基準に基づく校舎等の建築計画の素案は作成している。
・資金計画としては、銀行融資と私学財団資金の借り入れを考えている。


本件土地が最適と考えているが、取得については初期投資が重いと運営が大変なの
で、運営が軌道に乗るまでの期間を貸付けていただいて、将来的に買受けることでお
願いしたい。

貸付けを受けたい期間としては、平成28年に受け入れた新入生が卒業するまでの期
間(平成34年3月までを想定)を希望しており、それまでの期間で経営が安定すれば
予定を前倒しして購入させていただく。
これらの内容は契約書に定めていただければよいと考えている。


当)期間としては、開設までの準備期間プラス6年間について貸付けを受けたいという
ことか。

相)そういうことである。

新入生受入れから卒業までの6年間を1クールと考えており、この間は、身を軽く
 しておきたい。

当)貸付期間について短縮することは不可能か。

相)例えば2年程度では、学校経営が安定する状態には至らないと思う。

国として貸付をしてくれるのか、またその期間も示してほしいが、何とか当方の要
望に応えていただくようにお願いしたい。

当)本日のご要望については、航空局と財務局で調整する必要もあり、回答は別途連絡
 させていただく。

相)よろしくお願いする。

(大阪航空局と打合せ)

本件についての大阪航空局の見解は以下の通り

○ 本財産を本年度中に売払う必要はないため、制度上定められている範囲の貸付
 けを否定するものではない。
○ 処分依頼をさせていただいている中で、公的取得要望受付けという手続き内の
 相談であるため、処分相手方の決定等の手続きも財務局にお願いできるものと認
 識しており、先方への回答も財務局からお願いしたい。