応接記録



  • 応接日時 平成 26年6月17日(火)午後 2:00~ 2:10

  • 応接方法 □来訪・□訪問・■架電・□受電・□その他( )

  • 先 方 鴻池祥肇議員(参・自民・兵庫)事務所 ■■秘書(078-*-**)

  • 当 方 統括国有財産管理官(1)前西統括官



【事案の概要】

以下の大阪航空局処分依頼財産について、学校法人森友学園が小学校用地として取得要
望中であるところ、昨年(H25)8月、「売却ではなく貸付を受けたい」旨の陳情を受けて
いる。 現在、期限を延長して取得要望の審査中であるが、森友学園との折衝経過を途中
報告として連絡したもの。


【物件概要】

所 在 地: 大阪府豊中市野田町1501番地
区分・数量: 土地・8,770.43 m
会 計 名: 自動車安全特別会計(空港整備勘定)
処分依頼部局:大阪航空局

【応答要旨】

(当方)学校法人森友学園との折衝経過を中間報告させていただく。ご要望の「貸付」につ
いては、財務本省にも相談した結果、「ご協力する」との結論が出ている。しかしな
がら、肝心の小学校の設立認可に向けた準備の進捗が芳しくない状況。
同法人籠池理事長の事業理念は理解できるが、何分事務的な資料作成が進んでおら
ず、同法人に対する相手方決定の審査機関を延長して対応しているところ。
この点は、新たにコンサルタント会社と契約するなどして、改善されつつあるが、
資金不足は否めない模様。
同法人からは「7 月を目標に、大阪府へ小学校設置計画書を提出する」との申し出
があったので、当方としても、7月末までに資金計画等の事業実現可能性のある資料
を提出するよう理事長に説明しているところです。

(先方) 「貸付」に応じていただけることに感謝。 当方にもさまざまな申し出が来てい
るが、特に4月には日参に近いような状態で、日く「大阪府と近畿財務局双方とも、
折衝に時間を取られている。」など、ぐちめいた話が多かった。また、「いついつ、
だれだれが来た(注:総理夫人の現地訪問を指すよう)」などの報告もあった。
私(菊川)からは、「あなたの教育方針は十分解っているが、日本は法治国家であり、
許認可等を得るためには、一定の手続きが必要であるのは常識だ。あなたのように、
情に訴えるようなことばかり主張されても困る。」と対応してきた。
コンサル業者を入れたということは知らなかったが、そうであれば、事務手続きも
進むのではないか。今後ともよろしくお願いしたい。

(当方)了解しました。




以上