豊中小学校事案に係る応接記録



  • 応接日時 平成 27年3月3日(火) 14:50 〜 15:10

  • 応接方法 □来訪・□訪問・□架電・■受電・□その他( )

  • 先 方 (有)キアラ建築研究機関(森友学園委託設計業者) 松本代表

  • 当 方 統括国有財産管理官(1) 三好上席管理官



【物件概要】

所在地 : 豊中市野田町1501番地
数量等 :土地:8,770.43㎡ (大阪航空局処分依頼財産)


【応答要旨】
相)本日、森友学園籠池理事長から、近畿財務局に確認してほしいと依頼された。土壌
汚染対策工事に関する費用については、国が負担するとのことだが、いつ頃支払うの
か確認してほしいと言われたため、連絡させていただいたもの。


当)土壌汚染については、森友学園が対策工事を行い、森友学園が支払った対策工事に
要した金額について、国と森友学園で協議を行い、合意に至った金額について国が森
友学園に民法上の有益費として支払うこととしている。国は予算措置ができた後に支
払うため、支払時期は国から示すこととしている。迅速に支払えるとは限らない。こ
れらの内容は、締結を予定する貸付契約書の条項にも盛り込んでおり、国と森友学園
で合意した金額を確認する書式(合意書)も整えて、森友学園に書式を提示している。
重要な内容であるため、理事長には何度も説明しているし、森友学園代理人コンサル
業者である㈱高等教育研究所が同席した場でも説明している。
逆に伺いたいが、これらの内容について理事長は認識がないのか。


相)土壌汚染対策費用について、一日立替える認識はあると思うが、正直言って理事長
がどう考えているのかよくわからない。今のご説明で、状況は理解した。


当)工事スケジュールについて確認したい。本件は、平成28年4月開校の前提で進め
られているが、現時点で契約に至っていない。我々は契約手続きを進められる状態を
整えており、森友学園からの連絡を待っているが、理事長から契約に向けての日程調
整連絡がない。このままでは工期が苦しくなり、平成28年4月開校ができないので
はないか。理事長はその点を理解しているのか。


相)理事長には工程表を渡しているため、スケジュールについては理解しているものと
思っている。工事は土壌汚染対策から着手する予定であるが、国との契約ができて
いない状態で業者を確保することは難しく、契約が遅れると、いろいろと影響が出る
ことから、我々としても、早く契約していただきたいと希望している。


当)その状況を理事長に説明いただけないか。契約が遅れることについての影響を、理
事長は認識していない様子に見受けられる。


相)了解した。



以上