大阪府私学・大学課に状況確認



  • 応接日時 平成 26年3月27日(木) 16:30 〜 16:45

  • 応接方法 □来訪・□訪問・■架電・□受電・□その他( )

  • 先 方 大阪府 府民文化部 私学・大学課 ●■総括主査

  • 当 方 統括国有財産管理官(1) 三好上席管理官



【対象財産)

 所在地 : 豊中市野田町1501番地
 数量等 :土地:8,770.43㎡ (空港整備勘定)
 状 況 :大阪航空局からの処分依頼財産
     学校法人森友学園提出の取得等要望書審査中


※ 本日、森友学園籠池理事長が大阪府に認可に関する相談に伺うとの情報があり、
 状況を確認したもの


(大阪府と籠池理事長の応答要旨)


・各種の差替等資料の提出があったが、依然として資金計画が不明瞭であり、収支計

算の見積もりが甘く、安定的な学校運営は難しいと考えられる状況。


・資金計画は確認の都度、説明が変わっているが、今回は私学事業団からの借入金は

なく、りそな銀行から融資を受けるとの説明になった。


大阪府の基準として、小学校新設の際、初期費用等借入後の総資産に対する総負債
の割合が30%以下という基準があるが、学校法人森友学園は現在の総資産約7億に対
して3億3千万程度の負債があり、現状で既に47%に至っている状況。

これに5億円の新たな借り入れを行った場合、総資産と総負債の融資が逆転するよ
うな事態になり、話にならないのが実情。

 この点について籠池理事長は「こんなことを言われるのであれば、最初から寄付を
集めればよかった。5月20日までに寄付者の名簿を提出する。」として資金計画の
変更がなされる見込み。

大阪府基準には、経営状況の改善が見込まれるなどの場合に特例規定で30%以上で
も認められる場合があるが、この特例規定で認めろとの話もあった。


7月の定例審議会に諮問してほしいとの話であるが、資料不足の状況。


籠池理事長には5月末に書類が整わないと難しいとは伝えている。


当)確認したいが、設置計画書を正式受理した状況ではないという理解でよいか。


相)その通り。あくまでも事前相談という段階は変わらない。


III


当)スケジュール面の説明はどうであったか。特に28年4月開校を予定する場合、開
発申請手続きを5~6月には着手する必要があると考えているが、その辺りの説明は
あったのか。


相)籠池理事長は、開発申請は大阪府の裏書(おそらく国の同意ということを言いたか
「ったと思われる)があれば、どうにでもなるため、問題ないとの説明であった。


当)今の段階で、国として開発申請に関する土地所有者同意は、対応困難と考える。


TIII


相)毎回同じような話をしているが、都合の悪い話になると怒り出すため、建設的な話
「し合いにならないのが実情。

また、森友学園が運営する塚本幼稚園の保護者向けの新聞に、野田町1501番地に学
校法人森友学園小学校を平成28年4月に開校するとの記事を掲載した(別添参照)事
実があり、保護者向けの配布物とはいえ、認可がとれてない状況で開校記事の掲載は
問題があるとして口頭注意を行った。
「籠池理事長は、「PTAが勝手に作っている。」との回答。差し控えるべき内容と
の認識はない。これは土地所有者である国としても問題があるのではないか。何か情
報はあったのか。


当)初めて聞いた話である。事前情報などはない。

また、情報があればいただきたい。





相)了解。





以上