コンサル業者と打合せ



  • 応接日時 平成 26年6月2日(月) 10:00~10:40

  • 応接方法 ■来訪・□訪問・□架電・□受電・□その他( )

  • ※ 籠池理事長 来局予定であったものが、急用のためキャンセルの連絡

  • 相手方 (株)高等教育総合研究所 ■■研究員

  • 当 方 統括国有財産管理官(1)前西統括・三好上席官・費根管理官



【対象財産)

所在地等:豊中市野田町1501番地 土地:8,770.43㎡
状 況 :大阪航空局からの処分依頼財産(社整特会・空港整備勘定)

学校法人森友学園提出の取得等要望書審査中


【応接要旨】
当)開発許可申請に係る豊中市との協議結果について回答する。

ご要請された豊中市指定の承諾書については、同承諾書の提出により工事施工まで
土地所有者が異議なく同意する意味合いがあるが、当局の手続きとして国有財産地方
審議会及び大阪府私学審議会の答申を得て初めて森友学園と貸付契約の締結が行え
て工事施工が可能となるので、同承諾書を現段階で当局から豊中市に提出することは
難しい。
「そのため、開発行為の事前相談・協議等の手続きのみ進めることを承諾する文書の
提出により開発協議に対応することができないか、当局から豊中市に働き掛けて調整
させていただいた。その結果、今回手交した文書(別添文書)であれば、豊中市とし
ても受け入れられると確認できたため、森友学園の署名捺印後、当局から豊中市へ提
出させていただくことは可能となる。
これは、当局として、森友学園の要望にできる限り沿うように努力させていただい
たものであることをご理解願いたい。

なお、当局から当該文書を豊中市に提出する場合においても、本財産の処分相手方
を森友学園に決定しているものではないことを申し添える。
以上は、必ず、正確に理事長にお伝えいただきたい。


相)開発業者によると、建築確認申請時に、土地のボーリング調査の結果を添付する必
要があるとのことであるが、承諾書の記載によると、賃貸借契約前に行えるのは、各
種書面の提出のみであり、ボーリング調査はできないとのことか。


当)ボーリング調査の件は今回初めて伺ったが、ボーリング調査のように土地に手を加
えるような作業は、賃貸借契約締結後となる。


相)国有財産地方審議会と大阪府私学審議会は、どちらが先に行われるのか。


当)これから調整することになる。いずれにしても、大阪府私学審議会は12月開催で
あるため、それより早く賃貸借契約を締結することはできない。


相)契約前にボーリング調査を実施することについて、再考していただく余地はあるか。


当)再考の余地はない。そもそも、本件取得等要望書については、平成25年9月2日
に要望書を受理し、審査を続けているものであるが、未だ事業計画の実現性等におい
て対外的な説明が可能な資料をいただけていないものである。平成28年4月開校に
向けてのスケジュールがあることは一定理解するが、まずは、当局及び大阪府に提出
する資料の完成にご尽力いただきたい。

なお、4月28日の打合せで、本年7月を目標として大阪府への小学校設置に係る
計画書を提出すると伺ったので、当局の審査はそこまではお待ちする。必ず期限まで
に、当局へ資料を提出願いたいと理事長にお伝えいただきたい。


相)了解した。


相)事前にお伝えしたが、理事長から、土壌汚染対策を行った業者の件と、国有地に生
えている樹木の件を財務局に聞いておくように言われたため、確認したい。



当)土壌汚染に係る資料の件であるが、調査は大阪航空局が行ったものであるため、そ
の内容については大阪航空局に照会していただきたい。なお、今回行われたのは、土
壌汚染に係る調査であり、除却工事が実際に行われたものではなく、豊中市から除却
命令も出ていない。調査結果については理事長にも伝えてある。
樹木の件についても、大阪航空局に照会していただきたい。
以上2点の照会内容については、大阪航空局補償課に情報提供済であるので、照会
方よろしくお願いする。


相)了解した。本日の結果は理事長と亀井に伝えておく。日を改めて理事長と亀井がお
伺いすることになると思われるので、よろしくお願いする。


当)了解した。それでは、必要資料の提出をお待ちしている。

提出していただく資料は、大阪府へ提出する資料とほぼ同一のものとなるが、開校
後の収支計画は当局として重要な内容であることを認識願いたい。特に、国有地買
受時の資金繰りにおいて、購入の際に新たな借入を想定する場合は、大阪市基準で
定める収入に係る償還額の割合についても充足していることが必要となるため留意
していただきたい。

相)了解した。


以 上