応接記録



  • 応接日時 平成 26年12月3日(水) 午後6:25 〜(10分間)

  • 応接方法 □来訪・□訪問・■架電・□受電・□その他( )

  • 先 方 コンサルタント ㈱高等教育総合研究所 ■■●●代表取締役(03--)

  • 当 方 統括国有財産管理官(1)前西統括官



【応接目的】

下記処分依頼財産の処理方針決定過程における、本省審理室からの指示(12月3日、
「本地の特殊性」説明)に対応すべく、学校法人に対し、豊中市及び地元自治会への働き
かけを慫慂するもの。 最終目的は本件利用計画に対する豊中市の認識を引き出すことに
あるところ。


【物件概要】
所 在 :豊中市野田町 1501番地

(大阪航空局処分依頼財産)

【応答要旨】
(当方) 大阪府の私学審議会(12月18日)の見通しについては、どう認識しているか?

(先方) 府の担当者からは「書類がここまで整っていれば、過去、否決された例はない」
と聞いており、見通しは明るい。

(当方)11月上旬に学校法人理事長が、豊中市副市長に対し、「小学校設置に対し、市と
して歓迎する」程度の文書発出を依頼したとのことであるが、■■代表も同行したのか?

(先方)過去2回、理事長と2人で副市長を訪問したが、今回(11 月)の依頼は、理事長が
副市長に電話で依頼したものである。 理事長によれば、副市長からは「文書は出せ
ないが、ご安心ください」との感触を受けたとのことである。

(当方)当方から豊中市担当課と連絡を取り合っているが、市の認識は、「私立小学校の設

置については、市は中立的立場であり、当該小学校を招聘したとまでの文書などは出
せない。」とのことであり、仮に「安心してください」と聞いたのであれば、それは
現在協議進行中である開発協議について順調である」ということだと思う。
強引に市に協力要請するのではなく、学校法人から市や地元への貢献策として、例
えば災害時にこのような協力ができるなど提案して、市との良好な関係を形成するほ
うが得策ではないか? 貴社は、小学校は初めてだが、全国的に複数の大学設置実績
をお持ちと聞いている。ノウハウは十分お持ちだと思うので、市や地元への貢献策を
理事長に提案されては如何か?

(先方)ご提案に感謝。「災害発生時への協力」は必要だし、地元住民と児童の触れ合いな
どアイディアはある。早速、理事長に進言したい。

(当方) もう1点。11月中に、理事長が地元自治会へ説明に行くとの予定は、本日現在、
履行されておらず、日程も決まっていない状況のようである。5月に学校法人が、地
元自治会長宅に突然、寄附の協力依頼を郵送で行ったことで、自治会長が憤慨したと
も聞いているが、■■代表はご存知か?

(先方)不知。

(当方) 過去そのようなことがあったにもかかわらず、今回、現地に開発計画を掲示し
ておきながら、地元自治会への説明が遅れていることは大変心配。小学校開設を
目指すなかで地元に反対されれば、計画がとん挫しかねないし、市の心証も悪く
なる。早期の地元説明は必須ではないか?

(先方) 地元説明は、校舎建設設計業者の範疇であり、当社のコンサル契約範囲ではな
い。但し、地元対策は重要と考える。

(当方) 了解。先ほどの地元貢献について、自治会も視野にアイディアを進言されたい。
これらは全て、今回の事業計画を予定通り進めるために、豊中市と良好な関係を
作るということと認識されたい。

(先方) .了解。






以 上