豊中小学校事案に係る応接記録



  • 応接日時 平成 27年3月25日(水) 11:30 〜 11:45

  • 応接方法 □来訪・□訪問・■架電・□受電・□その他( )

  • 相手方 大阪府 府民文化部 私学・大学 ●●総括主査

  • 当 方 統括国有財産管理官(1) 三好上席管理官



【物件概要】

所在地等:豊中市野田町1501番地 土地:8,770.43㎡(大阪航空局処分依頼財産)


【応答要旨】
当)昨日開催の大阪府私立学校審議会(3月定例会)における、森友学園の小学校新設
計画に関する進捗状況報告の結果について伺いたい。


相)森友学園に事前ヒアリングの上、以下について口頭で状況説明(資料なし)を行っ
た結果、委員から特段の質問がなされなかったため、淡々と終了した。


・寄付金が順調に集まっていること。
・2月10日開催の国有財産近畿地方審議会において、国が森友学園に底地国有地を
10年間の定期借地にて貸付ける方針について了解が得られたが、契約は貸付料の

見積り合わせを経て決定することとなり、現時点で契約に至っていないこと。
・工事契約もまだ締結されていないこと。


当)寄付金が順調とする根拠は。


相)森友学園の銀行口座に、平成27年2月27日、3億9,000万円の入金があった旨が確認
できる資料の提出があった。森友学園から3億9,000万円は、予定していた大口寄付者
2名分(2億円と7,000万円)の寄付大口の寄付を受けた合計額との説明を受けた。


当)入金した者の名前が確認できるのか。


相)利用明細により森友学園に総額3億9,000万円の入金があった事実が確認できるのみ
であり、相手方や内訳は確認できないもの。これ以上の資料は要求していない。


当)外に大阪府が要求した資料はあるか。


相)国有地の借受け及び工事着工が遅れている模様であるため、工程表の提出を求めた
「ところ、非常に簡素な工程表の提出があった。


当)その工程表には、国との貸付契約時期が示されているか。


相)特に示されていない。4月に建築確認を得て、5月から工事に着工、平成28年3月校
舎完成とされている。


当)認可申請に関係する資料のうち、森友学園から、変更が生じたとして提出されたも
のはあるか。


相)特にない。


当)了解。



※ 3月23日に森友学園から当局に、入学金等の収入額に変更があるとして収支
計画書の修正案が提示されたが、現時点で森友学園から大阪府へ収支計画書等
の修正書類は提出されていないことが判明。
→現時点で本当に入学金等を変更するのかが不明であること及び、入学金等
の変更は重要な計画変更であり森友学園から大阪府へ正確に説明すべき内容
であることから、当局から大阪府へ情報提供はしていない。


以上