応接記録



  • 応接日時 平成 27年 3月 27日(金) 17:00~17:30

  • 応接方法 ■来訪・□訪問・□架電・□受電・□その他( )

  • 相手方 構難波不動産鑑定 難波社長

  • 当 方 統括国有財産管理官(1) 前西統括官、三好上席管理官、清水管理官

  • 首席国有財産鑑定官 中川上席鑑定官




【物件概要】
所在地 :豊中市野田町1501番地

数量等 :土地:8,770.43㎡ (大阪航空局処分依頼財産)


3月26日(木)の森友学園との応接の際、相手方より示されたボーリング調査の結果
が示され、軟弱地盤であることを理由に、その対策のための貸付料減額の要請がなされ
たため、賃料評価を行った難波鑑定士に相談したもの。

【応答要旨】

当)今般、貸付予定相手方より、本地についてのボーリング調査の結果が示され、軟弱
地盤であるとの主張がなされた。本地を鑑定評価していただいた際には把握してなか
った内容であるため、この新たな事実により、算出いただいた貸付料評価に影響がで
るのか確認したいもの。



相)提出している鑑定評価については、当社が所蔵している大阪地盤図では本地の南方

約650mの位置では、地下約12mにN値50の支持層が確認されており、すぐ北側の本地で
このような結果が出たことについては驚いている。


当)今回、新たにこのような事実が出たことをもって、条件が変更されたことに伴う意
「見評価を出していただけるか。


相)それは可能である。ただ、評価の条件が10年間の定期借地契約であり、かつ最有効
使用であるため、想定される利用用途を共同住宅等ではなく、10年間という短期間で
建物等投資回収の可能な低層階の店舗用地(平屋建スーパー等)として評価したもの。
このような建物の場合、構造はあまりコストのかからない軽量鉄骨であることが多く、
建物重量的には地盤改良は必要ないものと考えられる。


当)このボーリング調査結果を付して、意見評価をお願いした場合、評価賃料に影響は
あるか。


相)他の条件が変わらない以上、想定される利用用途は変わらず、短期間の定期借地の
利用においては、撤退を想定し、軽量鉄骨造等のコストをかけない建物を建築するた
め、本件ボーリング調査結果による影響はないと考える。


当)意見評価をお願いするかは検討した上でとなるが、正式にお願いした場合、このボ
ーリング調査結果について、別の専門家からの意見をいただくことは可能か。


相)別の地質調査業者に見ていただこうと考えている。


当)その場に当局職員が同席することは可能か。


相)それは可能。
当)先ほどお話のあった御社でお持ちの大阪地盤図を参考までに見せていただくことは
可能か。


相)お見せしても構わない。後ほどコピーを送付させていただく。





以上