豊中小学校事案に係る応接記録



  • 応接日時 平成 27年5月7日(木) 14:00 〜 15:00

  • 応接方法 □来訪・■訪問・□架電・□受電・□その他( )

  • 相手方 森友学園 籠池理事長、籠池副園長

  • 当 方 統括国有財産管理官(1) 三好上席管理官、清水管理官



本日、11:00に三菱東京UFJ銀行谷町支店で契約保証金納入(大阪航空局受入)が完
了したため、貸付合意書、売買予約契約書、確認書(以下、「契約書等」という。)
の締結のため、森友学園を訪問。5/1に森友学園より要請のあった公正証書作成手数料
の折半については、国(財務局、航空局)では負担できない旨を重ねて説明したとこ
ろ、一応理解してもらえた模様。

【応答概要】

当方)本日、保証金の納入を確認したため、先週の貴学園から要請に応じて、国が先に
押印した契約書等をお持ちした。

副園長)内容に変更はあるか。


当方)見積り合わせの後、お渡しした内容から変更はない。契約期間や貸付料、違約金
等の金額が具体的に記載されたものになる。


理事長)(各書式を確認し)売買予約契約書の第6条の違約罰に93, 200,000円とあるが、
あまりにも高すぎる。


当方)昨年12月から説明していること。これまでにも売買予約契約書の書式を示して「違
約金は本予約契約書作成時の本物件の時価額の1割相当額」との説明は行っている。


理事長)そのように説明があったかも知れないが、実際に金額が入ったのを見たのは、
今回が初めてである。それにしてもこんなに高いのはおかしい。この条項を削除し
てもらわなければ、契約できない。
(理事長が一日押印した契約書等の押印箇所にペンで取消し線を入れる。)


当方)削除はできない。以前から説明している内容である。常々、理事長は本物件の価
格を750,000,000円程度と主張されているので、その金額の1割と考えた場合、差異
があるかもしれないが、そこはご理解願いたい。


理事長)そうであったとしても高い。本日収めた契約保証金程度ならまだわからないで
もないが。この違約金については考えてもらわないとだめだ。


副園長)今になってこんなことを言うなんて。なんで国はだますようなことをしてくるのか。


当方)見積り合わせの後も、最終的な書式をお渡しして確認をお願いしている。今初め
てお話しているものではない。

10年の間に買えなかった場合に適用となる条項で、予定通り購入いただければ発
生しないもの。


副園長)(当局の説明には耳を貸さず)

今日、保証金も収めているのに何でこんなことになるのか。詐欺や。先生に連絡
する。(副園長が泣きながら、携帯で先生(相手方不明であるが弁護士と思われる)
に対して、国が売買予約契約書に無茶な条項を加えている、詐欺まがいの行為、こ
れで学校建設はもう無理、などの発言あり)


副園長)(電話終了後)売買予約契約は除いて、貸付合意書だけ先に契約してほしい。


当方)それはできない。この前説明させていただいたとおり、売買予約契約書も合わせて同日で契約していただく必要がある。


※その後、話は平行線となり、理事長及び副園長から「今日は帰ってくれ。」との発
言があり、両名とも奥の部屋に引き込んだため、やむなく退出した。

※本件について、議員等外部から照会があった場合、別添のとおり対応する。



以上