豊中小学校事案に係る応接記録





  • 応接日時 平成 27年10月2日(金) 00:10 〜 00:10

  • 応接方法 ■来訪・□訪問・□架電・□受電・□その他( )

  • 相手方 中道組、■■営業部グループマネージャー (090--)

  • 当 方 管財部統括国有財産管理官(1) 清水管理官



南側部分の地下埋設物除去工事(第2期)の見積書の提出があったもの。

【応答要旨】


相手)南側部分の地下埋設物除去工事(第2期分)について、昨日、森友学園と契約を締結したので、見積書を提出させていただく。合わせて、北東部分土壌改良工事の際に出てきた産業廃棄物の分別処分
の費用の見積書及び東側既設管モルタル注入費用の見積書も提出させていただく。

契約の際に理事長から、モルタル注入費用まで学園側で立替えるのは納得がいかないとして財務局が直接支払うよう中道組からも要請し、見積書も学園に対してではなく、財務局に提出するようとの発言があった。理事長には当方からも当費用だけを別途国で支払うことは手続き的にも難しいと思わ
れること、土壌改良等の工事が全て完了するまで学園に費用を請求しないことなどを説明したが、理
解は得られなかった。そのためモルタル注入費用の見積書については、学園及び財務局宛ての2種類
作成させていただいている。


(注)東側既設管モルタル注入費用は、H27.7.28の現地打合せで、大阪航空局が地下埋設管の閉塞
処理に伴って必要な内容であるとして、有益費に含めて支払うことを了解した内容。

当方)モルタル注入費用だけを国が直接支払うことは難しい。有益費に含めて一旦は立替での処理でなけ
れば対応は困難。

相手)我々も国の事情は理解している。理事長からどうであったかを聞かれても、財務局には理事長の意

向は伝えたとだけ申し上げるつもりである。

当方)よろしくお願いする。

第1期分の工期は10月末と聞いていたが、第2期分はどうか。

相手)第2期を受注したことにより、第1期と合わせて施工する予定としている。北西部分が工事の出入口

となるため、その部分の第1期分工事を保留し、まず第2期分を施工する方法を考えている。その場合
の全ての工事完了時期は11月末を予定している。その後、実数精算を行い金額を確定し、森友学園に
請求することとなる。学園の支払いが完了すれば、領収書等も含め必要となる資料を提出することと
なる。12月中旬~下旬ぐらいになる見込みである。学園が国からの支払いがないため、すぐに払えな
いと言ってきた場合には時期がずれ込むことになる。ただ、理事長には、国が支払いを行うためには、
金額を確定し、学園で一度立替える必要があること(国への請求には学園が支払った領収書が必要)
を説明しており、その点については理事長も認識しているようである。

当方)了解。第2期分の見積りに第1期分のような対象外のものはないか。

相手)グラウンド部分になるので、建築工事に付随するようなものはないが、伐採樹木等の処分費は計上
している。理事長は当然有益費として支払ってもらうべきものと認識しているため、当社からも財務
局に要請するようにと言われている。

当方)学園には理解してもらえるよう改めて説明する必要があると考えている。

相手)当社からは、モルタル注入費用の件と同様に、財務局にはお伝えしたことだけを報告しておく。

当方)よろしくお願いする。

相手)また、校舎建築について、当社も競争に参加することとなったのでお伝えしておく。

当方)他にも何社か参加しているのか。

相手)参加業者について、設計事務所(キアラ)は知っていると思うが、守秘義務から教えてはもらって
いない。今月末に見積りを出すこととなっており、12月から着工するスケジュールとなっている。

(提出物)
・地下埋設物除去工事第二期(南側部分)の見積書
・地下埋設物除去工事第二期(南側部分)の注文書及び請書の写し
・土壌汚染区画(北東部分)の産業廃棄物分別処分費の見積り
・埋設管(東側部分)モルタル注入費の見積り


以上