豊中小学校事案に係る応接記録





  • 応接日時 平成 27年12月15日(火) 15:12 〜 15:12

  • 応接方法 □来訪・□訪問・□架電・■受電・□その他( )

  • ○相手方 大阪府 私学大学課 瀬藤総括主査

  • 当 方 統括国有財産管理官(1) 三好上席管理官



【財産概要】

豊中市野田町1501番地、土地:8,770.43㎡
(大阪航空局処分依頼財産、学校法人森友学園に貸付中)

【応接要旨)
先方)次回の大阪府私学審議会が平成 27 年 12月24日(木)に開催予定であり、森友学

園の小学校新設計画の進捗について説明する必要がある。学園に進捗をヒアリング
したところ、コンサルタント業者から土壌汚染対策工事の件について説明がなされ
た。差支えなければ土壌汚染の物質や土地の従前使用状況などを教えていただけな
いか。

当方)土壌汚染の状況に関しては、豊中市のHPでも公開されており明確である。国に
おいて本地を調査したところ基準地を超える鉛・批素が確認されたため、状況を明
確にして処分する方針のもと、国(大阪航空局)からの働き掛けにより、汚染箇所
約 471 mについて豊中市が土壌汚染対策法で定める形質変更時要届出区域に指定した。

今般、森友学園が同区域の土壌汚染対策工事を行った結果、本地の土壌汚染は解
消されており、本年10月に区域指定も解除されたところ。
「本地は区画整理による換地で国有地になったものであるが、従前の使用状況は、
平屋建の住宅等が建ち並んでおり、有害物質発生の可能性がある工場などは建って
いなかったもの。したがって汚染発生原因は不明。

先方)コンサルタント業者からは、土壌汚染に要した費用については国が支払うことで
交渉中との説明があったが。


当方)その点に関しては、契約を行った当事者同士のデリケートな問題もあるため当方
からの積極的な説明は差し控えるが、森友学園が適切に説明する内容と考えている。

先方)今回の審議会では開校の1年延長についても説明する必要があり、質問に対する.
備えをしているところ。本事案については、事務方としても詳しく説明することは
考えていない。

当方)開校の1年延長については、大阪府は了解したという理解をしてよいか。

先方)それで結構である。

当方)難しい案件であることを理解していただきたいが、必要があればその都度説明は
させていただく。


先方)引き続きよろしくお願いする。



以上