- 応接日時 平成 28年5月19日(金) 16:30~16:40
- 応接方法 ■来訪・□訪問・□架電・□受電・□その他( )
- 相手方 学校法人森友学園 籠池理事長
- 当 方 統括国有財産管理官(1) 池田統括官、三好上席管理官
【財産概要】
豊中市野田町1501番地、土地:8,770.43㎡(大阪航空局処分依頼財産)
学校法人森友学園に貸付中(定期借地契約・10年)
【応接概要】
当)昨日はありがとうございました。
残念ながら昨日の話では、売払価格は限りなくゼロに近い金額の提示を求められ、
当方としては、そのような金額の提示は到底できないとお伝えし、話し合いが決裂し
てしまった。
特に副園長が激昂してしまい話し合いにならなかったが、このまま、物別れで売却
の話が進まないことは残念である。
当局として、いずれどういう形であれ、請求されるであろう損害賠償請求を待つよ
りは、売り払いの話を進めさせていただく方が貴学園にとっても有益ではないかと考
え、昨日の今日ではあるが電話させていただいた。
理事長)昨日はあのような形で物別れになったものの、私としても納得のいく形で提案
してもらえば購入を考えたいと思っている。
当)昨日の繰り返しとなるが、有益費相当額を下回るような評価とはならない前提での
お話となる。その点はご理解をお願いします。
「我々としては、時間が経過するにつれ、日額7万円の賃料が発生することとなるため、
早期売却を目指し、少しでも貴学園の経費を軽減すべく協議を進めさせていただきた
い。
まずは提示させていただく金額を確認した上で、ご判断をお願いします。
「ただし、金額を提示させていただく前提として、売却後は双方一切の債権債務を有。
することなく、損害賠償請求も行わないとの契約書案に合意することを前提として、
価格折衝を行いたいと考えている。
そのため、契約書案に関して、代理人である●●弁護士との協議を進めさせていた
だくことについてご了解をいただきたい。
理事長)それは構わない。契約書の件は●●弁護士にお願いしてあるのでそちらで話し
合いをしていただいて構わない。
当)昨日の話では、当方が●●弁護士と協議するコストが非常に高く困っている。副園
長からはその経費は財務局で支払えとの話まで出ていたので、貴学園の了解の下、●
●弁護士との協議をさせていただきたい。
理事長)問題はない。
当)ありがとうございます。では、手続きを進めさせていただきます。
理事長)納得できるような提案をお願いしたい。
以上