コンサル業者と打合せ



  • 応接日時 平成 26年7月29日(火)16:30~17:15 外

  • 応接方法 ■来訪・□訪問・□架電・□受電・□その他( )

  • 相手方 (株)高等教育総合研究所 ■■代表、■■研究員

  • 当 方 統括国有財産管理官(1)前西統括官・三好上席官・清水管理官



【対象財産)

所在地等:豊中市野田町1501番地 土地:8,770.43㎡
状 況 :大阪航空局からの処分依頼財産(社整特会・空港整備勘定)

学校法人森友学園提出の取得等要望書審査中
7月末を期限として説明資料の提出を要求しており、本日、代理人コン
サル業者から資料提出があり、併せて相談を受けたもの


【相手方説明事項の要旨】
・校舎の建設計画と資金計画を修正した。
・校舎を安価なものに設計変更(7億4000万円→5億4000万円)する。・
・事業費6億5300万円に対する調達予算を自己資金5億4000万円、寄付金1億1300万円

で賄って、借入金ゼロの資金計画とする。
・自己資金について、㈱ソフトバンクから3億円が調達できる見込みとなり、現状の

自己資金約2億4000万円(残高証明確認額)と合計した5億4000万円が準備できる。
・㈱ソフトバンクからの3億円については、この2週間の間に支払を約束する㈱ソフ
トバンクからの証明書を用意する。詳細は籠池理事長が直接動いている話であり承

知していない。
・平成25年度末の貸借対照表では、学校設立時の大阪府審査基準の資産要件(学校法
人の総資産額に対する総負債額30%以下)が満たされていないが、上記の処理を行
うことに加えて、有形固定資産の土地・建物を鑑定評価に基づき再評価することで、

資産要件が充足できると考えている。
・明日、大阪府に本日財務局に提出したものと同様の書類を提出し、資産要件につい

ても確認する。
・寄付金は、既にいただいた金額を合計すると約1400万円に至っている。
・大口の寄付予定については、寄付者の納税額を添付した寄付証明を準備する予定。
・設計変更した建物図面及び所要額見積書は、作成中であり、2週間程度の猶予をい
ただきたい。


・森友学園の関係法人が所有する大阪市住之江区の土地を売却して開学資金に組み込
む話は困難となった。開学資金に組入れるためには、2つの法人の合併が必要で
あり、合併には大阪府の審議会の答申も得る必要があるため、スケジュール上、

間に合わない。
・要請しているボーリング調査については、スケジュールの見直しを行った結果、9

月初の実施で対応が可能となったため、検討をお願いしたい。
・明日、大阪府と相談を行い何らかの指示を受けると考えており、大阪府からの指示
も踏まえた内容で、盆明け(8月18日位)に追加の書類をお持ちしたいと考えてい
るので、猶予をいただきたい。


当)この段階での設計変更など、スケジュール的に様々な影響が出るのではないか。豊
中市との開発協議の問題など、現状で既にギリギリのスケジュールで動いているもの
と理解しているが大丈夫なのか。精査してもらいたい。

大阪府基準の資産要件については、お考えになっている手法で認められるのか、大
阪府に説明して指導を受けた結果を報告すること。

㈱ソフトバンクからの3億円の件は意味がわからないので、書面等により客観的・
合理的に説明してもらいたい。


相)本日提出した資料だけでは説明不足になることは理解している。精査して、資料作
「成する。


当)8月8日(金)位までに仕上げられないか。
相)難しい。もう少し猶予をいただきたい。
当)では盆明けの8月18日(月)に資料提出をお願いする。

本日の状況では、当局へ提出すべき資料も整理されてないし、大阪府との協議事項
も相当にあると考えられるため、ボーリング調査の話などは不可能。


相)了解。よろしくお願いする。


※その他オフレコとして■■代表に確認
当)個人的なご意見として伺いたいが、仮に28年4月開校が無理となった場合、理事長はこの事業計画
を諦めると思うか。


相)実際に相当な数の支援者から寄付金を既に入金させていることもあり、事業計画自体は断念しない
のではないか。仮に28年4月開校が無理となった場合、延期してでも開校に漕ぎつけたいとして諦め
ないと思う。




以 上