大阪府(府民文化部 私学・大学課)への連絡



  • 応接日時 平成 26年9月2日(火) 11:35 〜 14:50

  • 応接方法 □来訪・■訪問・□架電・□受電・□その他( )

  • 先 方 大阪府 府民文化部 私学・大学課 ●●総括主査

  • 当 方 統括国有財産管理官(1) 三好上席管理官



【対象財産)

所在地等:豊中市野田町1501番地 土地:8,770.43㎡
状 況 :大阪航空局からの処分依頼財産(自動車整備特会・空港整備勘定)

学校法人森友学園提出の取得等要望書審査中
大阪府が森友学園から設置計画書を正式受理したとの連絡を受けて、大
阪府に貸付契約等について今の状況を説明したもの。


【応答要旨】
当)昨日、大阪府が森友学園の計画書を正式受理し、今後、私学審議会への諮問等に向

けて動いていく旨を確認した。
「森友学園が提出した事業計画について、国有地の貸付け及び買受けに関する内容に
ついて、森友学園代理人コンサルは詳細な事情を承知していないと思われるため、現
状を説明させていただく。
「本件国有地は売払う予定としていたが、森友学園から「経営が安定するまでの期間、
借受けて、その後に買受けたい。」との要請を受け、土地所有者である大阪航空局も
「当面の期間貸付けても構わない。」との見解であったため、要望に対応することと
したもので、平成34年度の国有地購入の予定で話を進めていることは事実。

貸付契約の書式については、現在、国の内部で検討中であり、森友学園に契約書式
を提示した状態ではないが、約束の平成34年度内に国有地を購入できなければ、原則
国有地を返還していただく形の契約を検討しているところ。

契約書の件については、現時点で決定していないが、大阪府の審査の過程で確認が
必要な内容となるかもしれないので、今の時点で連絡させていただいた。



相)確かに将来、国有地を返還しなければならない状態になれば大変であるが、今回提
出された計画は、収支計画に楽観的な部分があるもの、実現できないというレベルで
はなく、現実的な計画に修正した上で提出されたので、大阪府としても内容に大きな
問題はないと判断して計画書を受理したもの。本日、連絡していただいた内容は認識
する。


当)森友学園の収支計画書には、平成34年度の土地購入費として7億5千万円という金額
が計上されているが、売却価格はその時点の時価額となるため、国としてその金額で
売払いを約束するものではないと森友学園に何度も説明している。実際に8年後の地
価動向はわからないため、どう金額を記載させるかは難しい。そのため、収支計画書
の欄外に「※2 土地購入費は確定額ではない。(見積り合わせ後に確定)」と記載
させている。
「森友学園は、以前から「国有地を買受ける段階で積立金に不足があれば、借り入れ
を行って必ず買う。」と説明していたが、以前の計画では学校開設時に相当な借り入
れを行う計画であったため、更なる借り入れは不可能と想像していた。今回、学校開
設時に借り入れを行わない計画に修正されたため、「不足分は借り入れる。」という
説明も、ある程度は説得力が出たとの思いはある。


相)開設時に借り入れを行わない形で資金計画を修正したため、大阪府の審査基準が満
たせたと言えるし、将来融資を受ける場合、建物が建設されてからの方が融資は受け
やすいと思う。


当)何かあれば、連絡いただければ説明させていただくし、本件について今後も引き続
きよろしくお願いする。


当)了解。





以上