応接記録




  • 応接日時 平成 26年12月5日(金) 午前10:30~ (25分間)

  • 応接方法 □来訪・□訪問・■架電・□受電・□その他( )

  • 先 方 学校法人森友学園 籠池泰典理事長(090--)

  • 当 方 統括国有財産管理官(1)前西統括官



【応答要旨)


コンサルタントへの指示が理事長に伝わっているかの確認。


(当) 大阪府私学審議会(12月18日)の見通しについて、どう認識しているか?
(先) 無事、GOが出ると確信している。(根拠を質問するも、明確な回答なし)
(当) 11月上旬に学校法人理事長が、豊中市の田中逸郎副市長(都市計画、教育委員会

も担当)に対し、「小学校設置に対し、市として歓迎する」程度の文書発出を依頼
したところ、副市長からは「文書は出せないが、ご安心ください」との感触を受け
たと聞いているところ。
「私(前西)も市担当課と連絡を取り合っているが、市の認識は、「私立小学校の設
置については、市は中立的立場であり、当該小学校を招聘するとまでの文書までは
出せない。」とのことであり、仮に「安心してください」と聞いたのであれば、そ
れは 「現在協議進行中である開発協議について順調である」ということを指して
いるのではないか。


(先) 過去数度、田中副市長と面談しているが、悪い話は全く出ていない。確かに貴方

の言うように、「私立小学校誘致」の文書は出せないようだが、今回の事業計画に
対し、市として、「反対」や「来ないでくれ」ということではない。

田中副市長との間では、国有地南東側の一角に位置する市有地は、市としての利
用計画がないため、小学校開設後(勿論、国有地購入後)、市から取得する話も既
に進めている。
(当)市との良好な関係を形成することは、重要だと思う。そこで、学校法人から市

や地元への貢献策として、例えば、空き教室の開放や、防災・災害発生時の協力な

ど市に提案しては如何か?
(先)ごもっともなご意見だと思う。コンサルタント会社(■■代表)からも提案があ
ったところ。
実は、既に市に提案している事項として、
・学校の遊具解放
・現在の樹木を残す、校舎建築部分の樹木は敷地内で移植。
・将来的に(勿論、国有地購入後)、敷地南側を道路拡幅用地として市に提 ・.

「供するなどがある。
(当) 了解。それらの事項はすべて、コンサル会社は知っているか。理事長からコン

サル会社(■■代表)に連絡のうえ、書類に落として欲しい。その書類を週明

け12月8日月曜日中に、当局に提出してもらう手筈としている。
(先) 了解。
(当) 「道路拡幅用地として市に提供する」とは、具体的にはどういうことか?
(先) セットバック云々、(以下、要領を得ない説明)
(当) ・詳しくは、当方から直接、校舎建設設計会社(キアラ建築研究機関)に確

認する。土地購入もしていない状況で、勝手に話を進めてもらっても困る。

購入後10年間は学校敷地として利用するとの用途指定もかかる。
(先) ・・・。
(当) 当方からもう1点。11月中に、理事長が地元自治会へ説明に行くとの予定 ..

は、本日現在、履行されておらず、日程も決まっていない状況と聞いているが、

どうお考えか?
(先) 大阪府私学審議会(12月 18 日)を終えた後、行く予定にしている。同審議会を

終えるまでは、あまり動きまわって、政治ゴロ(注ママ)が、要らぬ噂を立てられ

ても困ると思っている。
(当) 11月上旬、既に現地には、開発計画を記載した看板標識を掲示しており、地

元住民に知らせている以上、躊躇している時期ではないのではないかと思うが如
何? 地元説明は、校舎建設設計業者(キアラ建築研究機関)に任せているとも
聞いているが、地元自治会長は「来なくても良い」という対応のようだ。先の地
元貢献策と併せて、早く地元自治会へ説明し、信頼関係を構築するほうが得策で

はないか?
(先) 地元との関係については、既に、11月22日だったと思うが、地元の「地域防

災会議」に出席しており、関係が悪いという認識はない。その会議資料は、校舎建

設設計業者(キアラ建築研究機関)が持っている。
(当) 了解。建設設計業者に確認しておく。





(以上)