国有地の貸付相手方である森友学園の支援者から国土交通省北川副大
臣 ■■秘書に「契約時に国が有益費として支払うと約束している土壌汚
染除去及び地下埋設物除去工事費用について、約束通り 27 年度内に支払
いをお願いしたい。」との申し出がなされ、国土交通省で検討の結果、昨
日「28年度予算により年度当初の早期に支払う。」旨の回答を行った。

また、本日朝に、大阪航空局から森友学園理事長に同様な旨を電話回答
したが、先方からは「年内に工事が完了して業者に支払いを行うため、来
年度の有益費支払いまでの間の利息を支払え。」と求められた模様。

貸付契約書の特約条項に、有益費の支払時期は国が定めるものとし、支
払いまでの間の利息は付さないと明記しているため、本要求には応じられ
ないが、大阪航空局は要求に対し、上部機関に内容を伝えるとして、本日
の電話を終えた状況。

当局としては、本年3月の学園との打合せの場で、工事完了後、速やか
に有益費が支払えるよう大阪航空局に要請すると説明した経緯もあるた
め、引き続き大阪航空局に早期の予算化を求めていく。