- 応接日時 平成 28年6月3日(金) 11:06 〜 11:06
- 応接方法 □来訪・□訪問・■架電・□受電・□その他( )
- 相手方 学校法人森友学園 籠池理事長
- 当 方 統括国有財産管理官(1) 池田統括官
【財産概要】
豊中市野田町1501番地、土地:8,770.43㎡(大阪航空局処分依頼財産)
学校法人森友学園に貸付中(定期借地契約・10年)
【応接概要】
当)昨日、●●弁護士を訪問し、売買契約書の件等、調整させていただいた。
理事長におかれましては、早期購入をお考えいただいていると伺っているところで
あるが、その方針で問題はないか。
理事長)できるだけ早く買いたいと考えている。
当)ついては登録免許税の非課税証明の件がネックとなるが。●●弁護士からは必要と
「あらば財務局から声掛けをお願いしたいと聞いており、お電話差し上げた。
「仮に当局から大阪府私学審担当に連絡し、取り扱いを確認したからと言って確実に
非課税証明を出してもらえることにはならない点を十分に御理解いただく点と、大阪
府からは売買契約の内容について、いろいろと聞かれる可能性が高く、一定の情報は
提供せざるを得ない点をご了解いただいた上で連絡をさせていただきたい。
理事長)売買契約内容で地下埋設物の件が私学審の耳に入ると何を言われるかわからな
い。それが心配なので困っている。
当)我々としては、その情報を伝えられずに、非課税証明の件を確認するというのは困
難であり、嘘はつけないので、できれば理事長自らが大阪府に働きかけたうえで、な
おかつ当局に確認を依頼するのであれば、改めてご連絡をいただくことでお願いした
い。
理事長)そうさせてもらう。財務局にうまく話していただくのが一番助かるのだが・・。
当)申し訳ないが、事実関係を伏せて、大阪府と話し合いすることはできかねますし、
内容次第では既学園に迷惑をかけることもあり得るので、まずは直接、大阪府に対し、
非課税証明書の早期発行を依頼していただきたい。
理事長)了解。
当)また、売買契約に当たっては、延納での手続きを進めているところであるが、確認
「しておかれた方がいいのではないかという点を申し上げる。
まずは私学審での資産内容の審査にあたって、延納契約については負債割合に影響
を与えるのではないかという点。もう一点は抵当権設定を行うという点である。
「国の抵当権が設定されていることで、金融機関からの借り入れ手続きに影響するの
ではないかという点については、よくご検討いただいた方がいいのではないかと思う。
理事長)了解。検討しておく。
当)では、大阪府へ御連絡された後、当方へも御連絡をいただくことでお願いします。
理事長)了解。
以上