豊中小学校事案に係る応接記録



  • 応接日時 平成 27年6月16日(火) 15:00~ 16:00

  • 応接方法 ■来訪・□訪問・□架電・□受電・□その他( )

  • 相手方 キアラ建築研究機関 松本代表、八木氏

  • 中道組 ■■営業部グループマネージャー、松本建設部グループマネージャー

  • 当 方 管財部統括国有財産管理官(1) 前西統括官、三好上席管理官、清水管理官

  • 大阪航空局補償課 安地補佐、高見係長、木本氏(積算担当)



6月8日に森友学園と公正証書の取り交わしが完了し、同日付で正式に貸付契約が成立したことを受け、
相手方設計業者(キアラ建築研究機関)及び土壌汚染除去等施工業者(中道組)から工事計画のヒアリ
ング及び有益費支払いのため必要となる土壌汚染除去等工事関係資料について打合せを行ったもの(別添「打合せメモ」を提示)。


【応答概要】
当方)土壌汚染等工事のスケジュールについてお伺いしたい。


相手)森友学園の意向を踏まえ、土壌汚染及び地下埋設物の除去は全ての範囲を対象とするため、完了ま

で3ヵ月程度を要する見込みである。しかし、工期が少し押しているので、本体工事に支障が出ないよう2回に分けて実施する予定。先ず校舎を建設する北側半分の土壌汚染等除去を行って、その後、校舎建設に着工。南側のグラウンド部分の土壌汚染等除去は、校舎建設と並行して行う計画である。


当方)土壌汚染除去と地下埋設物除去の両方を中道組が行うのか。


相手)そうである。森友学園との契約は完了しており、着工に向けて準備中である。


当方)地下埋設物除去について、一部を校舎建設工事等に含めて別途施工するような箇所は出てこないか。


相手)そのような予定はない。中道組により敷地全体の地下埋設物除去工事を完結させる予定。


当方)本地の工事計画を把握する必要があることから、取り急ぎ全体工事スケジュール、土壌汚染等除去
工事の工事方法・工程が把握できる資料、工事見積書、豊中市環境担当課へ提出した土壌汚染関係書類の写しの提出をお願いしたい。


相手)土壌汚染等除去工事の施工計画については現在作成中。土壌汚染除去工事の詳細は、これから深度調査を行って掘削深度について市との協議を行った上で決定する。その後に土壌汚染対策法に定める
形質変更時の届出を豊中市に提出する予定。これらの作業を踏まえて工事見積書を作成するが、7月中旬ぐらいに提出できると思う。
豊中市との開発行為にかかる事前協議は最終段階に来ており、建築確認申請の手続きも進行中。


当方)今回の除去工事で土壌汚染、地下埋設物を除去せずに残す箇所はあるか。


相手)全て除去する計画である。


当方)了解。国側は財務局が窓口でよいが、実際の金額査定にかかる作業は航空局が行うことになるため、

細かい内容について航空局から直接お伺いする場合もある。
ところで、森友学園が土壌汚染等費用を中道組へ支払う時期等について、差支えなければ教えていただけないか。


相手)工事着手時に多少の着手金はいただけると思うが、最終的な支払いは竣工後と聞いている。


当方)近隣住民の反応はどうか。


相手)条例等により地元説明が義務付けられているものではないが、近隣住民から豊中市へ説明要請があったことから、4月10日に自治会副会長をはじめ参加者20名に説明を行っている。小学校としての利用であればよいのではないかと、概ね好意的な反応であった。


当方)詳細設計の状況は。


相手)ほぼ出来ている。あとは精査を行う段階である。


当方)本体工事についても中道組が請負うのか。


相手)まだ業者は決まっていないが、有力な候補の1社である。


当方)今後、工事の進歩とともに、継続的に打合せを行いたいので、よろしくお願いする。


相手)了解。


※ 打合せ後、大阪航空局に本日確認のスケジュールを踏まえた予算措置を要請。



以上